経験を人生に活かす大切さ

皆さんこんにちは、いかがお過ごしでしょうか?12月中旬に差し掛かり2023年も残り少しとなりました。残り数日やり残しがないよう整理していきたいなと思います。

今回のブログの内容ですが私自身の価値観の変化や気づきがありましたのでブログに残したいなと思います。

経験を人生に活かすとは?

皆さんは学生時代、社会人で様々な経験をされていると思います。私も学生、社会人で沢山の経験をしました。1人1人それぞれ違う経験をされていると思いますが私は全て価値があると思っています。目を背けたくなる経験も生きていれば沢山出てくると思います向き合い方や考え方を変えるだけで生きやすくなったり、価値のあることを周りに提供できるのではないかと考えています。ミスや失敗から目を背けるのではなく人生に活かすこの考え方が生まれた経緯を綴っていきます。

どん底、無価値な人間

私が目を背けたくなるほど嫌だった経験は2018年1月3日第94回東京箱根間往復大学駅伝の7区を走ったことです。

当時は4年生最高学年として出場しチームを引っ張る立場として出場しました。ですが、思うような走りができずチームの順位を上げられないまま次の走者へ襷を渡す結果となりました。結果チームの順位はシード権外の総合12位となりました。当時は足の違和感「ぬけぬけ病」と言われるランニング障害に悩まされてはいましたが、あの7区の走りが自分の何かを壊すきっかけになったと思います。

それ以降の自分は失敗経験が常に頭の中でループするようになり、何をするにしても「できない」「怖い」「やりたくない」など前向きに物事を考えることができなくなっていました。その前は「楽しそう」「やりたい」「なにくそやってやるぞ」というようにチャレンジをしたい!頑張りたい!とアクティブに生活をしていました。人間性を変えたその経験は自分の人生を大きく変えた出来事だったと思います。

社会人「実業団時代」

私は社会人で実業団として競技を行っていました。実業団に入ってからは「ぬけぬけ病」を治す事をメインに活動をしていましたが、治る事なく引退となりました。度重なる失敗から自信はもう0どころかマイナスまでいっていたと思います。当時の自分は寝ることも、食べることも、日常生活を送ることも辛くなるほど追い込まれ、生きる希望すらも失っていました。誰も信用できず殻に篭り何が自分にできるのかずっと考えていましたが、答えは出ず精神を病んでしまいました。

引退後社会人生活

マイナスな感情を持って社会人セカンドキャリアがスタートします。ランニング一筋の人間ですのでランニング以外何もできませんし何かできる気すらありませんでした。そんな自分でも新しい職場のメンバーは快く迎えてくれました。何もできない自分に対して見放すことなく、熱心に向き合ってくれました。周りの助けもあり働くことに対し自信が出てくるようになりました。人に恵まれたなと心から思いました。

本来であれば陸上をした経験が仕事に活かせるはずだと考えています。例えば箱根駅伝優勝を掲げて取り組むとします。優勝するために10人走るメンバーが総合して他チームより勝る戦力を揃える、とてもシンプルに聞こえますが、紐解いていくとトレーニングは365日継続が必須、トレーニングの内容は時に一日70キロを超える量を走り込み、怪我をしないようランニング後のケア、食事では栄養を考え口に入れるものにも神経を注ぐ、チーム内のモチベーション管理、と常に優勝を意識して1日単位で計画を立て実行していました。この計画を立てて実行すること組織を1つにして取り組む組織力が仕事に必ず活かせると考えております。一人では仕事はできません。人をまとめる事はとっても大変です。日常的に仕事をしていれば目標がブレ、何をしているのかわからなくなると思います。組織共通の目標を立て、各々の計画を実行をする。マネジメントとオペレーションの両方が陸上時代の経験で活かせると感じています。

これからの自分

これまでの自分は経験がありながらも、ちゃぶ台返しで全てを0としてきました。せっかくの経験を0とした失敗経験ですが、正しく向き合い整理することがとっても大事だと感じました。これからは今までの経験を活かし更なる飛躍を遂げていきたいなと思います!!!

まとめ

皆さんはどのように人生と向き合っていますか?正解はないと思っています。自分自身が満足することができれば、結果幸せになれるかと思います。失敗から目を背けず立ち向かいチャレンジすること辛いこともあると思いますが、これからも自分なりの生き方を探していきたいと思います。